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【最新版:2017年10月】ミャンマーの自動車市場状況 〜中古車〜

ミャンマーの中古車市場の実態調査

調査項目

・中古車市場(トリミンガラ市場)

・自動車中古部品市場(ビエナ市場)

・自動車中古部品市場(タムウェイ市場)

 

ミャンマーのヤンゴンを中心に調査を行なった。今回調査を行なった場所は赤印が中古部品市場エリア、緑印が中古車市場エリア。本記事は中古車市場を中心にレポートする。調査日は2017年10月である。

 

中古車市場

今回調査した中古車市場はトリミンガラ市場と言われ、ヤンゴンのダウンタウンにあるチャイナタウン周辺からタクシーで15分程の場所に位置している。タクシーの運転手に「Used car market “Trimngara”」と言えばスムーズに連れて行ってもらえる。

 

トリミンガラ市場

<市場の外からの写真>

非常に古い建物で大型ショッピングモールの駐車場を市場にしたようなイメージである。幹線道路に面しており始めての渡航で外から見ると中古車市場には見えない。トリミンガラ市場はミャンマー政府が管理している。政府が運営していることからルールも守られている傾向だ。

2017年10月現在の市場入り口にある看板である。新しい看板に見えるので以前は違ったデザインの看板がかけられていたのであろう。

 

<入り口の看板>

市場には1,000台程の中古車が展示されている。販売者は1人あたり数台所有しており、販売者が集まりグループ化して虚力しながら営業を行なっている。グループ化する必要性は、市場スペースは有限であり確保できるか出来ないかが販売実績に直結する。展示中古車はルール上置いたままにすることはできず、毎日出し入れしなくてはならない。このルールがグループ化している理由になるのだろう。

 

<市場内の写真>

トヨタ車、ホンダ車が多く展示されており、カラーはホワイトが多い印象だ。ヒアリング出来ていないので憶測だが東南アジアならではの暑さ、日差しの強さからホワイトが人気が出やすいのではないだろうか。

2枚目の画像はピックアップ車が並んでいる。輸入元はタイのようだ。アフリカでも人気がある右ハンドルのハイラックが多い。日本でも新たにハイラックスの販売が決定したこともあり、これから日本でも人気が出てくるだろう。

 

中古車の価格相場

参考程度にトヨタ車の車両価格をヒアリングしてきた。価格(Price)はミャンマー通過で表記されている。10,000MMKが日本円で840円と考えて頂きたい。

ランドクルーザーの価格を見ると中古車であるにも関わらず「約1,500万円」ほどする。日本の市場価格は新車で上位グレードでも800万円程度。中古車は輸出され関税等が加算されると日本市場よりも高価になることがわかるだろう。それに比べ日本では販売されていないハイラックスは日本円で260万円程度。日本で新たに販売されるハイラックスが300万円程度となるので、関税が加算されて260万円なのであれば仕入れ価格は非常に安いのだろう。日本にハイラックス人気が来るのであればタイからハイラックスを輸入して日本国内で販売することも面白いだろう。ちなみに日本で販売されるハイラックスは4ドアでタイのハイラックスは2ドアであった。2ドアは日本市場では人気があるかどうか定かではない。

 

<約260万円のハイラックス>

 

 

中古車のプライシング

これまでアフリカなど新興国の中古車市場を調査してきたが、ミャンマーには独特なプライシングルールがある。車両のボディタイプごとに人気ランキングがあり、それに基づいて価格相場が決まってくる。現地中古車市場でヒアリングしたが完璧な解明は出来なかったが、参考までに下記ランキング表を作成した。

 

ここに記載されていない車種で人気があるのはステーションワゴンで、フィットシャトル、プロボックス、カローラフィールダーだそうだ。ミャンマーの街中を見てみるとステーションワゴンはタクシーとして使用されていることが多いため人気が出るのであろう。

<ヤンゴンのタクシー>

 

 

ミャンマーの中古車情報サイト

ミャンマーにも日本の中古車情報プラットフォームのようなサイトがある。サイト名は「carsDB」である。アプリも開発されており、検索能力も申し分ない。言語は英語にも変換できるので興味があれば見て頂きたい。画像左側の張り紙は中古車市場内の柱に貼ってある。

 

インターネット速度は4GLTEが入っているのでストレスなくネットを使用することができる。タクシーも配車アプリを使っている。UberやGrabが一般的だ。

 

まとめ

日本からの中古車輸出統計を見るとミャンマーは近年まで上位国であった。しかし現在は中古車の輸入規制を強化しており今までのように輸出が難しくなってくるだろう。トリミンガラ市場は以前は展示車1台ずつ費用が掛かったが2016年10月現在では無料となっている。2018年以降に政府の指導で市場の移転が決まっており、それまでは展示料は無料とのこと。ミャンマーは元々右側走行なので左ハンドル車が基本である。日本から輸出されている右ハンドル車は規制対象になり輸出が難しくなってくるだろう。規制と共にミャンマーの自動車市場の変化がこれから始まる。

 

 

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