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アフリカのAmazon「JUMIA」の秘密に迫る!! ~その2~

JUMIAのサービス内容とは

今回の記事はJumiaのサービス内容や実態を書いていきたい。

下の画像はJumiaの取り扱い製品の項目である。

 

ファッション、電気製品、日用雑貨、化粧品、ゲーム機器やソフト などなど……。  商品は多岐に渡る。

 

 

 

掲載されている商品のブランドは有名ブランドが多い。Jumiaに掲載されていることはナイジェリア市場にて認知されている証拠であり、また逆の言い方をすれば掲載をされることにより知名度が上がることは間違いないだろう。アフリカ全土とまではいかなくてもJumiaが展開している16の国でプロモーションがされることとなる。約20万点の商品が出品されており、ブランド数は820種類と多岐に渡る。そんなサイトに毎月1,500万もの人がJumiaのサイトにアクセスしている。サイト集客力もありまた商品の充実ぶりが良くわかる。

さて、そんなJumiaだがアフリカならではの課題に対応するソリューションを生み出している。

一つ目は物流課題だ。アフリカにおいて商品を配送することは日本や先進国と同じようにいかないのが現状である。そもそも配送先の住所がなかったり悪路であるため思うように物が届けられない。またドライバーが商品を移動途中に盗みクレームが多いことが課題であった。そこでJumiaは自社の配送員を設置することでオペレーションの向上を図っている。現在ラゴスだけで500人の配達員がおり、13の物流拠点がある。また全社で空輸を採用しており、営業しているすべての国で全国配達を行う。また多くのヴェンダーが倉庫を持っていなかったため、大型倉庫も建設した。また配送する際に手厚いサービスを実施。例えば、顧客は衣類を注文するときは2~3種類のサイズをオーダーする。そうすると商品を持ってきた配達員は、客が服を試して適切なサイズを決めるのを待ってくれるのだ。

二つ目の課題はインターネット環境の脆弱さ。ナイジェリアには、まだネットに接続されていない小さな村も多い。そこでJumiaでは、「携帯電話とカタログ」を持った人間を送り込む方法を考えた。村の人たちにカタログを見せ、その場で携帯電話を使って代理注文を行う。

三つ目のクレジットカード未保有の課題に対してはモバイルマネーのサービスを導入だ。アフリカ市場では銀行口座を持っていない場合が多い。そんな顧客に対しモバイルマネー市場が拡大している。電話番号さえ持っていれば通貨を所有または送金することが可能となる。つまり銀行口座やクレジットカードさえ持っていればオンライン上で決済が可能となることを示している。代金引換での決済も可能だ。現金信仰の強い顧客に対しては配送員が直接商品と引き換えをする。

 

 

Jumiaには1200人の従業員がいるが、そのうちのカスタマーチームがきめ細やかな顧客対応をしている点も見逃せない。中国のオンラインショッピング[T-mall」でも同様のことが言えるが顧客は商品について様々不安がある場合は直接問合せをしてくるケースが多い。Jumiaは多言語を使うスタッフを配置し現地のチャットツール[Whatsapp」で顧客対応している。

プラットフォーム戦略を掲げるJUMIA

Jumiaはプラットフォームを提供する会社として様々なサービスを展開している。ホテル予約が出来る [Jumia Travel」、フードデリバリーサービス 「Jumia Food」、フリーマーケットサイト 「Jumia Deal」、不動産検索の 「Jumia House」、就職・転職サイト 「Jumia Job」など。プラットフォームとして多種多様な作業が実行できることでブランド力強化を図っている。アメリカのAmazon、中国のAlibabaと共通する部分も多い。ちなみにAmazonは、アフリカ大陸での拡大計画についてはコメントしていないが、ナイジェリアとケニアに限られた数の商品を既に出荷している。もし今後それが拡大に繋がるのであれば、独自のインフラ網を構築しようとするか、既存のネットワークを使うこととなるが、前者の選択肢となれば既に流通網を持つJumiaに分がある。

アフリカにおいてJumiaの存在感は高まるばかりだ。現地に訪れたらJumiaの配送員がバイクを使用して配達している光景を見てみて欲しい。

今後もJumiaから目が離せない。

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