ボツワナの通信状況について
想像以上にデータ通信が遅く、仕事には出る
前回、渡航したボツワナのデータ通信状況についてレポートします。
私が海外に渡航する時はSIMフリーのスマホを持っていき、現地でSIMを購入し使用するようにしています。
(日本の携帯キャリアのスマホはSIM解除がされていないものが多い)
現地でポケットWifiを借りる方法もありますが、現地の人が普段使用しているSIMを使用することで
相場の金額と通信状況を知ることが出来るため、敢えてそうしています。
さて、ボツワナの通信状況ですが、結果から言うと
通信速度が遅いです。
ちなみに3G回線が主に使われています。
現地で通常のWebサイトを閲覧しようとすると、クリック後から約10秒から15秒ほどかかります。
データ容量が重いサイトはそれ以上時間がかかります。
日本のスピードに慣れていると少しイライラしてきます。
そして
通信料金が非常に非常に高い
ことが分かりました。
130MBを使用するには日本円で約1000円必要です。
YouTubeを見ようものなら一気にデータがなくなります。
現地の人が使用している携帯
現地ではスマホは普及していますが、スマホ以外にも下の画像の携帯がよく使われていました。
使用用途は電話とCメールのみ です。
なぜこのような携帯が現地でよく使われているのかというと仮にスマホを持っていてもスマホの機能を十分に使いきれないからと現地の人は言っていました。
ちなみに、Facebookはボツワナでも人気です。
ですが画像や動画が見れない「無料モード」を使用しています。
同じ理由でInstagramもあまり使っていないようです。
スマホは便利ですが通信状況が良くなければ役に立たないことを実感しました。
通信会社のMascom、Orange、BTC Mobile
南アフリカMTN傘下のMascom Wireless、フランス オレンジ傘下のオレンジ・ボツワナ、ボツワナ電気通信会社(BTC)の子会社 BTC Mobile
が通信サービスを提供しています。現地の70パーセント以上が加入していると言われています。
おもに3G回線ですが2015年からLTEサービスも実施しているようです。
ですが外資系ビジネスマンやお金持ちを除くと、現地で使用している人は私の知る限り皆無でした。
上記の通信会社のSIMカードを購入したり、また通信量を上乗せする場合はガソリンスタンドやスーパーに行くとチャージが出来ます。
チャージはお店の人がやってくれず自分でやる必要があるため注意が必要です。
現地の言葉が分からないと設定操作が出来ませんので必ず現地の言葉が分かる人と同行することが必要です。
アフリカは国によって通信事情がバラバラです。ケニア、南アフリカのように経済発展している国では通信速度にストレスはありません。
ECサイトなどインターネットを活用したビジネスでは通信状況は気になるところでしょう。
しかし、インフラ整備は一気に進むことが考えられるので常に新しい状況をチェックする必要がありそうです。